腰痛は温めるのがいいの?冷やすのがいいの? 後編

前回の続きです。(ここから読み始められた方は腰痛は温めるのがいいの?冷やすのがいいの? 前篇 から読んでくださいね)

急に腰が痛くなったときは患部(痛いところ)を冷やしてください。と書きました。

痛くなってから48時間から72時間(約2~3日ですね)までは患部に炎症反応(腫れたり、熱をもったり、痛みが出たりすること)が出ていることが多いのです。この炎症反応を鎮めるためにアイシング(患部を氷水などで冷やすこと)を行ってください。

と、お伝えしました。ここまでが前回の復習です。

 

さて、この時になぜ温めてはいけないのでしょうか…?

急に痛くなってから48時間~72時間(約2~3日)のことを急性期と言います。

急性期は炎症反応が出ていますので、温めると炎症を助長してしまいます。

(覚えて頂くために、イメージでいうと、、、炎症は炎という漢字を使いますよね。炎は熱い!ですよね。それを温めてしまっては、なかなか炎が消えないのは何となく想像がつきますよね?)

つまり、捻挫をした時などと同じで、痛みが起こってから2~3日は温めると、かえって状態が悪くなることがあるのです。

痛みが強いのに、我慢してお風呂に入って、湯船でじっくり温めたり、冬場なら痛い所にカイロを貼ったりして、温めないように

しましょう。痛くなったら、まずはアイシングを試してみてください。

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急性期(痛くなってから2~3日)が終わって、「痛みが和らいできたなー。」と思ったら、温めてもOKです。
(当院では患者さんの様子を見て、2~3日経ってからもアイシングをして頂く場合もあります。温めたほうがしんどい場合は、もう少しアイシングを続けてみてください。)

急性期が終わると、今度は慢性期という時期に入ります。その時期に入ると、患部は血流がいい方が楽になりますので、湯船に浸かったりして温めた方がラクになる方が多いです。

「ギクッ!」と来た場合は急性期が分かりやすいですが、徐々に、だんだん痛くなってきた人は急性期が分かりにくいと思います。その場合は強い痛みがあるようなら急性期と考え、冷やしてみてくださいね。